イタリア便り#7
『ピッティウオモ』

7月です。暑いです。Nです。

 

イタリアではワクチンの接種が進み、各種展示会や、野外コンサートなどが、徐々に再開されつつある今日のこの頃。

 

屋外においては、1年以上続いたマスク着用の義務が解除され、これはなかなかの解放感です。

 

屋内ではまだですが、マスク着用義務後に知り合った人達の前で、「実はこんな顔をしております」という感じでマスクなしの顔をさらす、そんな時が来つつあるのが、なんだか恥ずかしいのは私だけでしょうか。

 

ファンデーション、チーク、リップなど、1年以上使っていない化粧品の蓋を開ける、そんな時が来つつあるのが恐怖なのも、私だけでしょうか。

 

さて、私も1年以上ぶりに行われたファッション関係の展示会に、張り切って出向いてまいりました。

 

 

 

ピッティウオモ(PITTI UOMO)と呼ばれる、世界中のお洒落バイヤーさん達が集うメンズの展示会の風物詩は、自らの着こなしでトレンドを発信する彼らと、そんな彼らを激写するカメラマンたちが発する華やかな熱気なのですが、今回はお預け。

 

フィレンツェの、こじんまりと規模が縮小された会場では、セルフィ―に徹するイタリアンバイヤーさん達の姿が多くみられました。

 

 

ミラノウウニカ(MILANO UNICA)というアパレル用テキスタイルの展示会も、規模をかなり縮小して行われ、抗菌ジェルをぬりぬり、久々に触れる様々な生地の風合いに感じ入ってまいりました。生地はどうしたって、バーチャルより実物です。

 

ちなみに、バイヤーを顧客とするアパレルブランドが出展するPITTI UOMO2022年春夏、アパレルブランドを顧客とする生地メーカーが出展するMILANO UNICA2022-23年秋冬のコレクションになります。

 

どちらの展示会でも、「サスティナブル」というテーマが力強く提示されていました。

 

来年の春夏のトレンドに想いを馳せ、さらにその後の秋冬に思いを飛ばし、暑くなったり寒くなったり混乱したりしながら、わたわたと展示会を巡る久々のこの感じに、少しずつ戻りつつある日常を実感し、私の足取りは軽くなるのでした。