ZAC MUSEOでも大人気のCHRISTIAN VILLAのバッグコレクション。
クリスチャン・ヴィラって一体どんな人?
ということで、今回は、クリスチャンヴィラご本人にインタビューしてまいりました!
私も長いお付き合いになりますが、なにはさておき、
クリスチャン、ものすごーくスウィート(=イタリア語でいうところのドルチェ)です。
今回も、ミラノ郊外のショールームの最寄りの駅まで、クールな愛車で颯爽と、クリスチャンご本人がわざわざ迎えに来てくれました。
INTERVIEW#3『ChristianVillaのものづくり』
2022.06.10.
N: CHRISTIAN VILLAのコレクションのインスピレーションってどこから来るの?
C: 日常生活の、本当になんてことのないディテールだよね。ショッピングに行くのも大好きだから、そのついでに色んなアイディアを得るし、日本に出張して、若い子たちがクリエイティブなファッションをしているのも刺激になるし。
面白い素材を探すのも好きだし、その素材からデザインを考えるのもすごく楽しい。
N: 一方で、あなたは社長さんでもあるわけよね?
C; 会社経営というのは、デザイナーとしての楽しいクリエイティブな仕事とは対極にある仕事だから、正直、退屈だし好きではないけれども、そのバランスを取ることこそが、一番難しくて重要なことなんだ。
N: デザイナーと社長、それぞれの主張が自分の中でせめぎ合って、バランスを見極めていくと。まさに一人二役!
C: 攻めないと面白くないから売れないけれど、攻めすぎてもやっぱり売れない(笑)。
国によって好まれるテイストも全く違って、日本はクリーンでエレガントなデザイン、
韓国やロシアは独創的でアグレッシブなデザイン、アメリカはベーシックでビジネスライク。
デザイン、プライス、クオリティー、あらゆる要素のベストなバランスを追求することは、実際にバッグを使ってくれる人たちにいかに喜んでもらえるか、それを探求し続けることなんだという実感があるよ。
N: ・・・(しばし、ジーンと感じ入る)。
ZAC MUSEOにも、購入して下さった方たちからレビューコメントを頂いております(と全て読みあげる)。
C: わあ!とっても嬉しいなあ!僕からも有難う!
N; ZAC MUSEOを通して、造り手さん、使い手さんの双方に喜んでもらえる私たちも感無量です(泣)。