この夏の主役はあなた!
これぞ大人可愛くって上品なカゴバックの決定打!
― これひとつで、陽光という最強のスポットライトを独り占め! ―
華やかなフリルがひと目を奪う、ZAC MUSEOの魅惑のベストセラー、
CARLO BEGHE’(カルロ べゲ)のストローバッグ。
昨年あっという間に完売したCARLO BEGHE’のストローバッグ、昨年限りのつもりでしたが、あまりに多くの、あまりに熱いご要望を沢山いただき、今年もZAC MUSEOは数量限定ながら確保致しました。しかも!新しいカラーバリエーションを2色も加え、「肩掛けもしたい」という多数のお声にお応えして、取り外しができるショルダーチェーンを別注!約半年前にオーダーを入れないと生産が間に合わないイタリア本国でも大人気のこちらのバッグですが、BEGHE'の全面協力を得て、リニューアルプロジェクトを特別進行、ようやく販売にこぎつけました!
そして今年は、大人の気品が漂う新作、STRAW POCHETTEもラインナップ!
Zac Museoの夏を彩る大人気ブランド、CARLO BEGHE'のカムバックを祝して・・・
イタリア・フィレンツェの工房にて完全ハンドメイドで作られるこのバッグの魅力について、初夏の日差しが差し込む現場から、オーナー兼デザイナー兼職人のBEGHE’(べゲ)兄妹と共に今年も実況中継致します!!
ピエトロ(兄)&アナリザ(妹)
1963年に、FIRENZE郊外、SIGNAにてCARLO BEGHE’社を創立したカルロ・べゲ氏を父に持つ2代目。アナリザが創り出すファンタジックなデザインを、ピエトロが熟練の技術で商品に作りあげる、その鮮やかなコンビネーションは血のつながった兄妹ならでは。
彼らの小さな工房では、今日も一流メゾンブランドのストローハットや、超人気ブランドのカゴバッグが次々と縫い上げられ、送り出されていきます。
ニヒコ
ピエトロ&アナリザ兄妹とは10年来の付き合いで、工房に入る前までは少し気が重いものの、いざ門をくぐると、2人に負けない声量で丁々発止に加わる度胸を誇る、Zac Museoのイタリア駐在スタッフ。
イタリアファッション業界にて20年以上のキャリアを誇る、泣く子も黙る大洒落番長。
BEGHE’兄妹が守り続けるイタリア家内制手工業の歴史と技術、かつ彼らが生み出す繊細で美しい商品に魅了され続けている。
究極のイタリア職人とのやり取りって大変なんです!
ニヒコ:本日は、フィレンツェ郊外、シーニャにあるCARLO BEGHE’の工房にお邪魔しております。
アナリザ:ニヒコ、また来たわね!
ニヒコ:往復に5時間かかるから、ミラノから決して近くはないんだけどねー。前回は帰りのローカル線が2時間遅延して、今日中に家に帰れるのかなと思ったね。イタリア国内の日帰り出張なのに、電車の遅延でその日のうちに帰れないって、まあ、イタリアあるあるなんだけれども。
アナリザ:泊まってけばいいじゃない。
ニヒコ:あなた達の倉庫のふかふかの麦藁に包まれて、たくさんの蚊に囲まれてぐっすり・・できないよ!
ともあれ、一日中ミシンと向き合っている職人気質のあなた達はメールも電話も好きじゃないから、すり合わせをするには工房に来てあなた達の顔と商品の実物を見て話すしかない(笑)。
ピエトロ:まあ、モノづくりを行うべきは、ミシンの前だ。電話やパソコン画面の前じゃあない。
ニヒコ:師匠!仰る通りです!いざ、ミシンの前へ!
実はイタリアが本場、ストローハットの歴史に迫る!
ニヒコ:CARLO BEGHE’というブランドはあなた達が2代目だけれども、もともとはおじい様が始められたので、家業としては3代目になるのよね?
ピエトロ:イタリア人はそもそも、ストローハットが大好きなんだ。その歴史は19世紀に遡るくらいだから。
ニヒコ:100年以上・・!確かに、クラシカルなイタリアファッションにおける「ダンディー」とか「エレガンス」のシンボルのひとつという印象!
アナリザ:最初にブームになったのは婦人用のストローハットで、その後に紳士用が続いたの。
ニヒコ:なんと!イタリアの女性はいつでもファッションの先駆者だったのね・・!
レトロなデザインがとってもキュートなカルロ・べゲの下げ札、実はもう、今では廃番となってほとんど使われていないのです。
ZAC MUSEOではべゲの歴史と魅力がぎゅっと詰まったこちらの下げ札を特別にオーダー、バッグにつけてもらってお届けしています。
ピエトロ:麦藁の産地だったここシーニャでは1800年代から生産が始まって、第一次世界大戦後と第二次世界大戦後、それぞれの戦後の大ブーム期には、年間1億4千個のストローハットがイタリアで生産されたという記録もある。
ニヒコ:近隣諸国に輸出していたとしても、当時のイタリアの紳士淑女は誰もが持っていた計算になるわね・・!
アナリザ:確かにイギリス、ドイツ、フランスなどへの輸出も盛んで、シーニャから西へ80キロほどのリボルノの港に、商品が上がった端から商品を運んでいたので、ストローハットはリボルノの英語名、「レグホン」と呼ばれるようになったの。
ニヒコ:なるほど!地理的なメリットも、シーニャがストローハットの名産地になった所以というわけね!そうしてあなた達のおじい様も、帽子産業に関わるようになられたと。
ピエトロ:祖父は、近隣の農家の人達が作っていたストローハットを取りまとめて、技術やデザインを確立、定着させながら、ひとつのビジネスになるようにオーガナイズをしたわけなんだ。
ニヒコ:んまああ!おじい様ったらやり手だったのね!!
べゲ兄妹が一つ屋根の下に見つけた天職とは?
ニヒコ:そして、その功績を継ぐ形で、あなた達のお父様が1963年にCARLO BEGHE’社を創立!
ピエトロ:そう、そうして僕たちは、生まれたころから工房のミシンの音を子守歌にして、麦藁の香りに包まれて育ったわけなんだ。
父から受け継いだ、麦藁=ストローという美しい天然素材への愛情や、地元に根付いた代々の歴史が紡いできた高度でデリケートな職人技術への思い入れは、僕たちを自然にこの道へ導いてくれた。
アナリザ:口喧嘩が絶えない兄と、同じ工房で朝から晩まで顔を合わせてまでこの仕事をしているんだから、天職としか言いようがない(笑)。
ニヒコ:それは間違いない(笑)!
アナリザ:帽子の技術を応用して作り始めたストローバッグも、今ではハットよりも人気があるくらいだからね、こうした家族経営の小さな工房が世界中にお客様をもって、ずっと続けていけているのには、我ながらびっくりよ。
ニヒコ:それはあなた達の創り出す美しい商品が、その職人技術において伝統工芸品であり、そのデザインにおいてファッショナブルであるという、唯一無二の存在だからです!!
ZAC MUSEOのベストセラーバッグはこうして作られる!
ニヒコ:さて、ZAC MUSEOで大人気のフリルが華やかに躍るこちらのストローバッグも、ちょっと他では見たことのないデザインなわけですが。見れば見るほど可愛い・・(うっとり)。
アナリザ:甘めのデザインに、ブラックやブラウンといった辛めの色を付けたギャップがすごく良いのよね!今年は、ボディーをビターなチョコレートブラウンに変えて更に高級感が増したブラウンと、ナチュラルストローにホワイトを掛け合わせた爽やかなホワイトの新色が2色!
ニヒコ:この新色のカラーコンビネーションも会心の出来よね、可憐でありながら、シックで大人っぽいムードが大正解!ナチュラルストローにビビットなカラーではなくて、敢えてホワイトを掛け合わせた私たちは天才だと思う(笑)。
それにしても、一体どうやって作るのかが、なかなか不思議なデザインなのよね。
なんとも複雑で、だからこそ一見して「高そう・・・!」と思わせてくれる高級感があるわけだけれども。
ピエトロ:じゃあ、筒型のボディ―部分を作ってみせようか。
ニヒコ:キャー!ピエトロ師匠、実演をお願い致します。皆様には動画でお届け致しましょう!イエェ!
ニヒコ:テープ状に編み込まれたストローを重ねて縫いあげていくわけよね!鮮やかすぎて、目の前で見ても尚、摩訶不思議だわー、これぞ職人技!めくるめく職人技術!
ピエトロ:こまめに型にはめ込んで、フォルムを整えながら縫いあげることもポイントだな。
ニヒコ:底の円周がみるみるくるくる大きくなって、徐々に90度に立ち上がりながら側面になっていくところ、あれは目分量なのに型にぴったりハマるのにも感動した!
ピエトロ:まあ、回転数も目安になるけれども、はっきり言って感覚だ(きっぱり)。
アナリザ:フリルの部分は企業秘密だけれども、ストローハットのつばの部分の技術を応用しているとだけ言っておきましょう。
ニヒコ:あー!たしかに巧みにギャザーがよって、軽やかにフリフリっとしたフリルは、貴婦人のエレガントな帽子を連想させるかも!
アナリザ:ふふふ。
どんなコーデにも合う無敵のストローバッグ!
ニヒコ:そんなマジカルなあなた達のストローバッグ、コーデやオケージョンを選ばないのでとっても使い勝手が良い、そしてよ~く褒められる!と、Zac Museoでも大人気!そこで今年もバージョンアップしてお届けすることに致しました!
アナリザ:そういやあなた、去年で最後って言ってたわよね?
ニヒコ:テヘ。再販して欲しいというお客様からの声ほど嬉しいものはないわけなのよ・・!「肩掛けもしたい!」というご要望も沢山いただいたので、ショルダーを取り外しできるように特注バージョンアップをお願いしてみました!これでコーデの幅が更に広がる!素敵なチェーンを見つけてくれて有難う!
アナリザ:ストローバッグに、きらりと光るチェーンって実はすごく合うのよね!天然の繊細な素材感が、光沢を反射してより一層際立つ感じ。
ニヒコ:その絶妙な感性は、やっぱりイタリア人のセンスのすごさだと思う。私は最初、「ストローバッグのショルダーはやっぱり天然素材のレザーであるべし」って思いこんでいたので、目からウロコ。
アナリザ:ふふふ。この道40年の私に任せなさい。
ニヒコ:アナリザ師匠!
新作も登場!チャーミングなストローポシェット!!
ニヒコ:そして更に!今年の夏は満を持して新作もデビュー!
アナリザ:何回作り直したっけ・・・・?
ニヒコ:うーん沢山(笑)。ストローバッグに肩を並べられる、ひと目見て「素敵!」「可愛い!」と人を悶えさせるポシェットを作ろう、という極めてハードルの高いミッションだったから・・!
アナリザ:ストローというユニークでシンプルな素材を用いた帽子やバッグって、オブジェとしてそこにあるだけで既に美しいことがまず大事。美の黄金比というのはあって、ストローテープをもう一周縫い足すのか引くのか、バッグの高さやフラップの長さの絶妙なバランスでそのバッグの美しさが決まるの。
ニヒコ:足したり引いたり、微調整を延々と繰り返して生まれたのが、このストローポシェット!完璧なフォルムに、ストローバッグと共通のバイカラーの編地を底にちらりとあしらったデザインが本当にエレガント!
アナリザ:チェーンを外すと、クラッチバッグにもなるから、例の、全ての女性が魅惑的になるという魔法の・・なんだっけ?
ニヒコ:浴衣!
アナリザ:そうそう、ユカタに合わせても、ドレスに合わせても、ジーンズに合わせても!
ニヒコ:確かに!まさしく大人の女性のためのストローポシェットよね、ピエトロ?
ピエトロ:お?おう。(←いつものことながら、愛用のFAXからブルブルと流れてくるオーダーシートを見ていて聞いていない)
ニヒコ:さて、昨年あっという間に即完売したストローバッグと新作のストローポシェット。今年も世界各国から押し寄せるオーダーからキャパを確保して頂き、少量限定ではありますが、無理を聞いて作ってくれて有難うございました!
ピエトロ:まあ、君はすぐに飛んで来ちゃうから断れない(笑)。
アナリザ: Zac Museoの日本のお客様が喜んで下さっていると聞くと、私達も嬉しいしね。
ニヒコ :原料費や光熱費が上がりすぎて、去年で打ち切りと思っていた商品を、バージョンアップしてまたお届けできるのが本当に嬉しい!
アナリザ:ピエトロの給料で無理をしておきました。
ピエトロ:(怒)!
ニヒコ:このオブジェのように美しいストローバッグやストローポシェットを涼やかにまとって、イタリアの家内制手工業の歴史の素晴らしさを感じて頂けたら最高です。
ピエトロ:このミシンの前で、僕たちの手で、何十年も縫い上げつづけているのは、確かに自分たちの地域と家族の歴史だな。
アナリザ:日本のレディーの皆さん、どうぞ美しい夏を、美しいバッグで!
BEGHE’兄妹と共にお送り致しました工房からの実況中継、いかがでしたでしょうか?
華やかなフリルがひと目を奪う、ZAC MUSEOの魅惑のベストセラー、CARLO BEGHE’のストローバッグ。
これひとつで、陽光という最強のスポットライトを独り占めして下さい。