この一品と、こんな話。の第3話。

この一品と、こんな話。の第3話。

「マネスキンってイタリアではどうなの?」

この夏も、フランスとイタリア、2つのロックフェスに出かけて来た私に、日本の友人たちから立て続けに届いた質問です。

お答えしつつ、今回はNOVIAのロッキンクロスボディーをご紹介します。

「マネスキンってイタリアではどうなの?」

この夏も、フランスとイタリア、2つのロックフェスに出かけて来た私に、日本の友人たちから立て続けに届いた質問です。

なんたる浸透率!「ティラミスってイタリアではどうなの?」「ジローラモってイタリアではどうなの?」と、もはや同じ浸透感ではありませんか。

Måneskinという言葉自体はデンマーク語なのだそうで、本来の発音はまた違うと思われますが、イタリアでは、マにアクセントで、音としてはマーネスキン、本人たちもイタリアでは「マーネスキン」と名乗っています。

ともあれ、読み方を自国語にアレンジする大胆さにおいては、U2をウ・ドゥーエと呼んで憚らないのがイタリア人ですので、その正確さはさほど重要ではないかもしれません。

さてマネスキン。

敏腕マネージャーの采配のもと、Xファクターというオーディション番組にてイタリアのお茶の間で人気を博し、イタリアの国民的音楽祭、「サンレモフェスティバル」で優勝。

1950年代に始まり、毎年2月頃に行われるこのサンレモ音楽祭の生中継番組は、紅白とレコード大賞を足したような知名度と高視聴率を誇ります。

その威力は、84年にはクイーンをゲストに招き、「商品であるレコードを忠実にプロモーションする為」、フレディー・マーキュリーにRADIO GAGAの口パクをさせた程。

この時、フレディーはマイクをほとんど口元に持って来ないまま、ぶんぶんに空虚なパフォーマンスをすることで、口パクをやらされている事実を存分にアピールしたのでした。

そうしたレコード会社やら広告業界やらのあらゆる思惑と政治的画策が渦巻くステージを踏み台にして、ドラマチックな展開とスピード感でスターダムに昇り詰めたマネスキンが、イタリアでどれくらい人気なのかと言えば。

この7月に行われた彼らの地元、ローマでのコンサートでは8万人の観衆が熱狂したそうで、春のイタリアツアーも、1万人規模の会場が15公演、既にソールドアウト、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

時折テレビで見かける彼らの受け答えは極めて感じが良く、なんでも彼らはベースのヴィクトリア嬢の父親が社長を務める、自分たちの版権などを管理するManeskin Empire srlという会社の株を25%ずつ保有しているそうで、そのクリアなビジネス感覚も、彼らの成功の一因なのかもしれません。

以前はエトロ、現在はグッチが提供するグラムロック風のファッションをまとった華やかなビジュアルはジェンダーレスで、やる気がみなぎるメイクやポージングにも、そのコンセプトは見て取ることができます。

このジェンダーレスという傾向は、この夏、フランスのロックフェスで観たバンドにも多く見られましたが、彼らは実に適当な自然体でステージに現れました。

淡々とプレイする男子ベーシストがスカートをはいていたり、ゴリゴリにシャウトする男性ボーカルがキュートなおかっぱヘアに薄化粧だったり、坊主頭のボーカル女子がノーブラだったり。

性別を超える超えない以前に、もはや性別を問わせない、その寝起き姿みたいに必然的な佇まいは、今日のロックだなあと私は思ったのでした。

 

そして今回の一品は、ロッキンクロスボディー、ZAZIE Pです。

パイソン風のレザーでエッジを効かせたフラップとショルダーがグラマラス。

すっきりとしたフォルムがエレガントで、淡いグレーの色味とパイソンプリントがなすグラデーションが、なんとも言えずロックです。

レストランにも持って行ける一方で、ライブのお供としても大活躍。

どんなに暴れても安心のファスナー仕様。

巧みなステッチ技術でボディーと一体化したフラットな外ポケットには、チケットやパスをするっと入れられて便利です。

NOVIAならではの軽量感で肩が凝りにくいので、思う存分イベントやライブをエンジョイして下さい♪

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