「こんなバッグと旅したい」旅の相棒にお勧めバッグ5選!

「こんなバッグと旅したい」旅の相棒にお勧めバッグ5選!

2年半ぶりの日本出張及び帰省からミラノに戻ってまいりました。長旅の中で「こんなバッグと旅したい」と心の底から実感した相棒候補を5つ、厳選してお届け致します!

 2年半ぶりの日本出張及び帰省からミラノに戻ってまいりました。

 ロシア上空を飛べないので、時に欠航もあるという欧州系の航空会社を避け、カタール航空のドーハ乗り換えというエキゾチックなルートで、トランジットの待ち時間も入れるとほとんど24時間という長旅です。

 ドーハのハマド空港はキラキラしていて、広大でゴージャスな化粧品売り場でゴージャスな店員さんに「May I help you?」と尋ねられたので、「ペンシルタイプでウオータープルーフのアイライナーを探しております」と答えたところ、一瞬考えて、「トム・フォードにあると思います」。

 指し示してもらった少し離れた売り場に行くと、ドンピシャなアイライナーが待ち構えており、私はちょっと感動したのでした。ザッツ・プロフェッショナル。

 彼女のように誰かのお役に立てることを願いつつ、そして1日も早く、迂回ルートやらPCR検査やらを経ずに、自由に旅が出来るようになることを願いつつ、個人的な実感を込めた「旅の相棒にお勧めのバッグ5選」をお送りしてみたいと思います。

 旅の相棒にお勧め! その1 AKILI MINI ( NOVIA)

 コンパクトですっきりしたアキーリミニ嬢ですが、小さめのお財布、携帯、パスポート、ミニポーチ、ティッシュ&ハンドタオルといった、常時身に着けておいて、さっくり取り出したいアイテムがすっぽり収まります。文庫本もジャストサイズ。

 とっても軽いので肩が凝らず、フラップやジップがないのでものの出し入れがスムーズで、しかし開け口は絶妙なサイズ感にすぼまったフォルムの為に安全性が高く、多少濡れても汚れてもすぐにふき取れるフィルムコーティングされたレザーが頼もしく。

 ポシェット風でありながら、ハンドルが着いているのもポイントで、ものを出し入れしたり、どこかに置く際などにちょっと持ち上げたりするのに便利ですし、手をハンドルにかけた感じもまた可愛く。

 シンプルなデザインは合わせる服を選ばず、愛用が極まって私は自慢ですが色違いで3つ所有しております。

 なんといいますか、このAKILI MINIはほとんど身体の一部と化しておりまして、一心同体どこに行くにも日々一緒という、数年来の相棒なのです。

 旅の相棒にお勧め! その2 CHARLOTTE ( BJANCO)

 お恥ずかしい話、日本で買い込んだ食料品を始めとしたあれこれをパンっパンに詰め込んだ帰路のスーツケースは大胆に重量オーバー。

 親切な地上スタッフの方にご助言頂き、2つのスーツケースを開けてしゃがみこみ、機内持ち込み荷物とするために、手持ちのエコバッグなどに入れ替えるという、なかなか間抜けな作業をするに至りました。

 この時ほど、BJANKOシャルロット嬢を持ってくれば良かったと後悔したことはありません。なぜ忘れたの!?私のバカ!バカバカバカ!

 紙のように軽くて大容量のあの子さえいれば、全てのこまごまとした荷物をすぽんぽーんと詰め込んで、チャチャッとジップを閉めて意気揚々と立ち上がり、余裕の笑みを浮かべて「済みました!」と宣言できたのに!

 実際の私ときたら、合計5つのエコバッグやら布バッグやらを両肩にずっしりとぶら下げて、イタリアであれば「あなたはロバですか!」と突っ込まれること間違いなしの罰ゲームみたいな姿でよれよれと、「・・・済みました」と力なく微笑んだのでした。

 当然、ドーハのキラキラハマド空港でも、負荷感半端ないロバが横切る姿が目撃されたそうです。

 折りたためばコンパクトで超軽量、広げればIKEAのバッグ並みのなんでも来―いなサイズ感とキャパを誇るCHARLOTTE、次回からはあなたを絶対に忘れない。

 

   その3~5は次回、お届け致します!